精油成分の身体への作用

アロマは香りだけではありません!!

アロマトリートメントで用いる精油には、様々な作用がありますが、今回はルートについて簡単にまとめました(^^♪

 

なぜ精油が心と身体に作用するのか(*^-^*)

 

精油は、4つのルートで人間の心と身体に働きかけますが、大きく分けると2つに分けることができます。

 

  • 心と身体には嗅覚から
  • 身体へは血液(皮膚・呼吸器・消化器)から全身へ循環

 

  • 皮膚から血液へ

精油は分子構造が小さく、親油性のため、皮膚の表皮バリアを通り抜け、真皮にある末梢血管やリンパ管に入り、血液を介して全身をめぐります。

 

(化粧品に含まれているヒアルロン酸自体は分子が大きい(高分子)ため、肌に塗っても表皮の1番外側にある角質層に留まってしまい、1番届かせたい真皮までは届かないのが現実ですΣ(゚Д゚))美肌

 

  • 呼吸器から血液へ

呼吸により、成分の一部が気道の粘膜から、また、気管支から肺に入り、細胞の膜から血管に入ります。

 

気管支から肺に入ると、精油の種類によっては咳を鎮めたり、たんを切ったりするなどの働きをすることがあります。

 

  • 消化器から血液へ

精油を直接飲んだりする方法がありますが、摂取した精油成分のすべてが吸収されるため、肝臓や腎臓にものすごい負担をかけてしまいます。お勧めしません!!

 

  • 嗅覚から脳へ  

五感のうち視覚・味覚・聴覚・触覚の4つは、大脳新皮質(高度な知能活動をする脳)で認識してから大脳辺縁系に刺激が伝わりますが、

 

嗅覚だけは大脳辺縁系(本能活動・情動・記憶をつかさどる脳)に直接伝わるので、大脳新皮質の認識を待たず、直接的に身体調節に影響を与えます(^_-)-☆

 

つまり、匂いを認識することで、気持ちがリラックスしたり、ホルモンの調節をしたり、体もリラックスするなど、アロマテラピーは大脳辺縁系の特徴に有効に活用して行える癒しの方法なのです(●^o^●)

脳

そして、トリートメントにおける手技も合わさり、心身共に癒されていくのです。

 

これが、アロマトリートメントにより癒される理由です(*^^)v

うつ伏せ