とりあえずほてっている状態を抑えるには・・・
隠れ冷え症の場合、熱がうまくカラダの中でまわっていません。
カラダ深部が冷えているので、温めてあげる必要があるのですが、ほてっている状態で冷え症対策をするのは、かなりつらい!!
ほてりを抑える方法を伝える前に、まず最初にしてはいけないことをお伝えします。
してはいけないこと
- ついつい飲みたくなる冷たいもの。
一瞬は気持ち良くても、内蔵などカラダ深部の冷えを招き、機能低下からだるさを加速させます。
- 日中はクーラーの効いた部屋で薄着に素足、
- 食べるものはそうめんなどの冷たい食べものに飲みもの
- お風呂は暑いからといってシャワーだけ
- シャワーの後はキンキンに冷えたビールを飲む
- 夜も一晩じゅうクーラーをかけっぱなし!
このようなことを繰り返し毎日行っていると、一日を通して外からも内からも身体を冷やし続けているようなものです。
悪循環
- クーラーの効いた部屋と暑い外を行き来するだけで身体は体温調節にエネルギーを消耗し、体温調節を司っている自律神経が乱れてきます。
- 自律神経が乱れてくると毛細血管の調整ができなくなります。
- 血管が過度に収縮したままとなります。
- 血液が足先まで運ばれないため、冷えが生じます。
- 冷えた内臓や自律神経の乱れはそのまま食欲不振や胃の不調につながります。
- 栄養をうまく摂取できなくなった身体はますます消耗して冷えや疲れが悪化します。
- さらに睡眠不足にでもなれば、もう疲労はピークに達してしまいます。
ほてってツライ時は、まずはカラダ表面の熱をとりましょう!!
オススメなのは、足首と後頭部!
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足浴 (足がほてって寝苦しい時にオススメです)
- 洗面器に常温の水道水をいれます
- あれば、そこにミントの生の葉か、精油を1~2滴
- 気持ちいい~と感じる程度、足首まで浸します
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冷湿布
- 水に濡らしたタオルをよく絞り、ビニール袋に入れます
- 後頭部や首の後ろにあてます
どちらもカラダの熱を逃がすポイントです。
ただし、キンキンに冷えた水や保冷剤を使ったりして、キンキンに冷やしすぎないように!!
夏におこる冷えの症状は、主に冷房の効きすぎや冷たい飲み物や食べ物の摂取で身体が芯から冷えることで起こります。
内臓温度が1 度下がっただけで13%も代謝が落ちて太りやすくなってしまうだけでなく、冷えは身体のだるさや頭痛、肩こり、腰痛、便秘や下痢といった様々な不快な症状を引き起こします。
それを改善するには物理的に冷房から身体を守ること、そして身体の中から温めることが大事です。
つづく・・・